天空の城ラピュタやもののけ姫の世界 ジブリの風景描く山本二三展

アニメーション映画の美術監督としてジブリ作品などに携わる山本二三さんの作品を紹介する展覧会が兵庫県丹波市の美術館で開かれています。

長崎県出身で2020年で67歳の山本二三さん。 24歳の若さで宮崎駿監督の代表作「未来少年コナン」の美術監督として抜擢されその後も宮崎監督の作品を中心に背景画を描くなど活躍を続けています。

この展覧会では山本さんがこれまで携わった「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」など空想の世界を描いた背景画を紹介。 また、「火垂るの墓」で実際に西宮市内などでロケハンを行い戦後の街を緻密に描き上げた作品など合わせておよそ200点が展示されています。

このほか、アニメーションの世界観を作り上げるため描き、一般には公開されることのないイメージボードなども紹介されています。

誰しもどこかで見た作品の風景に出会える山本二三展は丹波市立植野記念美術館で9月13日まで開かれています。

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