中国不動産大手の資金繰り不安の影響で世界同時株安となる中、日経平均株価も６００円以上値下がりして、きょうの取引を終えました。
東京株式市場で日経平均株価は前の週の終値より６６０円安い、２万９８３９円できょうの取引を終えました。終値で３万円を下回るのは、今月７日以来、２週間ぶりです。
およそ３３兆円の負債を抱えている中国不動産大手「中国恒大集団」の資金繰り悪化への懸念から、中国やアメリカなど世界中で株価が下落していて、東京株式市場でも取引開始直後から売り注文が相次いだ形です。
市場関係者は今後について、「支援策など中国政府の対応を見極めながらの取引になるだろう」と分析しています。（21日15:57）
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