強い台風7号は、15日にかけて東海や近畿にかなり接近し、本州を縦断するおそれがある。
気象庁と国交省は13日午後、記者発表を行い、厳重な警戒を呼びかけている。
強い台風7号は午後3時現在、日本の南の海上を遅い速度で北上している。
今後、猛烈な風をともない、15日にかけて東海から近畿にかなり接近し上陸する見通し。
台風の動きが遅いため、東海や近畿などでは影響が長引くものとみられている。
14日夕方から予想される雨の量は、東海で400mmから600mm、近畿で300mmから400mmなどとなっていて、予想される最大瞬間風速は、14日は東海で40メートル、近畿や四国で35メートルなどで、15日は東海と近畿で40メートルから60メートルとなっている。
気象庁と国交省は13日午後、記者発表を行い「平年8月の降水量を上回るおそれがあり、屋外での活動は極めて危険」だとして厳重な警戒を呼びかけた。
またJR東海は、15日は終日、東海道新幹線の東京 – 新大阪間の全線もしくは一部の区間で計画運休を行う可能性があると発表した。
JR西日本も、15日は終日、山陽新幹線の新大阪 – 岡山間で運転を取りやめる可能性があるとしている。
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