豊臣秀吉による朝鮮出兵を韓国側から描く海上決戦/映画『ハンサン ―龍の出現―』予告編

第43回青龍映画賞&第58回大鍾賞映画祭 助演男優賞(ピョン・ヨハン)受賞!冷静沈着なイ・スンシンと、勇猛果敢な脇坂。静と動のカリスマが激突!戦国史上最大の海上決戦が幕を開く!『ハンサン ―龍の出現―』予告編が解禁!

イ・スンシン(李舜臣)は韓国では知らぬ者のいない救国の英雄。朝鮮水軍の将軍として迫りくる日本の大軍から朝鮮を守り抜いたことで知られている。対する脇坂安治(わきざかやすはる)は、豊臣秀吉に仕え、加藤清正らとともに「賤ヶ岳の七本槍」に名を連ねた武勇の持ち主。日本での知名度はさほど高くはないが、韓国ではイ・スンシンの最大のライバルとして勇名を馳せている人物だ。

劇中イ・スンシンを演じるのは、賞レースを席巻するパク・チャヌク監督最新作『別れる決心』で主演を務めるパク・ヘイル。対する脇坂安治には、本作で第43回青龍映画賞と第58回大鍾賞映画祭にて助演男優賞を受賞したピョン・ヨハン。さらに名優アン・ソンギ、日韓で絶大な人気を誇るアイドルグループ2PMのメンバーとしても活躍するオク・テギョン、『エクストリーム・ジョブ』のコンミョンら多彩なキャストが脇を固める。

今回、解禁となった予告編は、1592年豊臣秀吉による朝鮮出兵により、首都・漢陽(現在のソウル)が陥落するなど朝鮮軍の敗退が続く中、全羅左道(チョルラチャド)水軍の大将イ・スンシン(パク・ヘイル)が「この戦いが朝鮮の命運を決する」と次を見据えて冷静に準備を進める姿が描かれる。

「何の戦いですか」と問われ「信念を貫く戦いだ」と答えるイ・スンシン。一方、日本軍の脇坂安治(ピョン・ヨハン)も水軍の将となり、イ・スンシンを待ち受け、ついに決戦の時へ!大海原で対決するのは日本水軍の“魚鱗の陣”と、数では劣る朝鮮水軍が繰り出す“鶴翼の陣”。また伝説として語り継がれる朝鮮の装甲艦「亀船」や、天守閣が船に乗ったような日本の旗艦「安宅船」など、当時の軍艦の姿が現代に蘇り、大迫力の海上バトルから目が離せない。

監督のキム・ハンミンは、同じくイ・スンシンを主人公に慶長の役の《鳴梁(ミョンリャン)海戦》を描き、韓国映画の歴代観客動員1位を記録した前作『バトル・オーシャン 海上決戦』(2014)を作り上げた経験をもとに、本作では水上に船を浮かべずに撮影するという方法を選択。実物大の板屋船を2~3隻設置できる超大型規模の室内セットを江陵スピードスケート競技場に、また麗水に野外撮影用セットを作って撮影し、船団を取り囲む大海原はVFXで合成。その大胆なアイディアにより作り上げられた臨場感あふれる映像と、パク・ヘイルも出演した『神弓-KAMIYUMI-』(2011)を彷彿とさせる迫力のある弓のシーンを含めた合戦シーンも必見。

パク・ヘイル、ピョン・ヨハン、アン・ソンギら韓国映画界を代表する俳優たちの確かな演技力とともに、日本と朝鮮、国の命運を分ける戦国史上最大の海戦が鮮やかにスクリーンに蘇り、観客に未体験のカタルシスをもたらすだろう。
『ハンサン ―龍の出現―』は2023年3月17日公開

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■[動画]『神弓 -KAMIYUMI-』予告編
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#豊臣秀吉#朝鮮出兵#イスンシン

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