摂津3歳児虐待死 母親の交際相手の男に懲役10年の実刑判決

大阪・摂津市で3歳の男の子が熱湯を浴びせられ死亡した事件。母親の元交際相手の男に懲役10年の有罪判決です。松原拓海被告はおととし8月、元交際相手の3歳の長男・新村桜利斗ちゃんに熱湯をあびせ、全身に重いやけどを負わせて殺害したなどの罪に問われていました。裁判の争点は殺意の有無。弁護側は「わざとお湯をかけたという決め手はなく、こらしめようと思ってやった」などとして傷害致死罪を主張するのに対し、検察は被告が給湯温度を60度以上に設定し、泣き叫ぶ桜利斗ちゃんの全身にお湯をかけた行為は残酷で悪質として懲役18年を求刑していました。

14日の判決で大阪地裁は「松原被告が被害者が死亡する危険性を認識していたとはいえない」として殺意を認めず傷害致死罪にとどまると判断。一方で「殺意がなかったとはいえ残酷というほかない」として、松原被告に懲役10年を言い渡しました。

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