“頭部切断”直前に「ディスコ」参加 逃げた人物と待ち合わせか

北海道・札幌市の繁華街、ススキノのホテルで、頭を切断された男性の遺体が見つかった事件で、男性は事件の直前、1人でイベントに参加し、別の人物と待ち合わせをしていた可能性があることがわかった。

現場から、北海道文化放送・中村剛大アナウンサーが中継でお伝えする。

衝撃的な事件は、札幌の繁華街・ススキノエリアで起きた。

ちょうど大きな通りを1本奥に入ったところ。
このあたりは、駐車場やホテルなどが立ち並んでいる。

そして、事件は後ろにあるホテルの2階の一室で起きた。

現在も警察官が出入りを続けていて、あたりは異様な雰囲気が続いている。

カラフルなライトが交差するフロアで、軽快なリズムに乗り、体を揺らす男女。
1日の夜、札幌・ススキノ近くで行われたイベントの映像。

ススキノのホテルで、恵庭市の62歳の男性が殺害され、首を切断された事件。

関係者によると事件前、男性は1人でススキノのホテルの近くで行われたイベントに参加。
別の人物と周辺で待ち合わせをして、その後、事件に巻き込まれた。

体の一部には、刃物のようなもので刺された致命傷があったという。

浴室内には争った形跡や、男性の体に身を守る時にできる傷はなく、うずくまった状態で見つかった。

また、室内には男性の頭部や車の鍵などの所持品や、衣服は残されていなかった。

関係者によると、男性と一緒にいた人物は小柄な体格で、女性のような衣服を身に着けていた。

つばが大きい帽子を目深にかぶり、部屋を出る時には服装を変えていたという。

また、大型の黒っぽいスーツケースを持っていた。

男性と一緒にいた人物は、ホテルに入ってからおよそ3時間後の2日午前2時過ぎに「先に出る」とフロントに伝え、1人で退出し、立ち去ったとみられている。

警察は、殺人死体遺棄事件として捜査をしている。

これまで判明していなかった、遺体で見つかった62歳の男性の事件前の足取りの様子が、徐々にわかってきた。

事件が起きたのは、中継場所からおよそ100メートル離れたホテル。
そして男性は事件前、中継場所から直線距離で300メートルほど離れたホテルで行われていたイベントに参加していた。

この通りは飲食店やバーなどが立ち並んでいる通りで、通りを真っすぐ歩く姿が、午後10時20分以降に防犯カメラに記録されていた。

そして、事件現場となったホテルの周辺で別の人物と待ち合わせをして、ホテルの部屋に入ったとみられている。

その人物の行方は現在もわかっておらず、警察は死亡した男性の交友関係を中心にくわしく事情を聴き、捜査を進めているものとみられる。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

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