なぜ首を切断?持ち去った理由は…ホテルの浴槽に頭部のない男性の遺体 立ち去った”人物”の行方追う 北海道ススキノ殺人事件 (23/07/03 19:00)

身元判明につながる遺留品も残されていませんでした。

 札幌市中央区のホテルで男性の遺体が見つかった事件で、遺体は首を切断され、頭部が持ち去られた可能性があることが分かりました。

 石川 広大 記者:「すすきの中心部の人通りが多い場所のホテルで、男性の遺体が発見されました」

 7月2日午後3時ごろ、札幌市中央区すすきののホテルで、従業員が2階の客室の浴室で、男性の遺体を発見し消防に通報しました。

 遺体は刃物のような物で首を切断されていて、室内から頭部は見つかっていません。

 石川 広大 記者:「男性の遺体発見から一夜明け、捜査員たちがホテルに入っていきます」

 警察によりますと、ホテルの防犯カメラには男性が別の人物と2人で部屋に入りましたが、この人物が1人で部屋を出る様子が映っていました。

 衝撃的な事件に付近では不安が広がっています。

 近くに住む人:「治安があまり良くないので怖いなと思う」

 遺体は成人男性とみられ、死後時間が立っていないということですが、室内で男性の身元を示す所持品は見つかっていません。

 警察は殺人事件と断定し、7月3日、捜査本部を立ち上げ、遺体の司法解剖を進めるなど身元の確認を急ぐとともに男性と一緒にホテルに入った人物の行方を追っています。

 道警本部から捜査の最新情報です。

 佐藤 創 記者:「見つかった遺体は刃物のようなもので、首を切断されていました。頭の部分は何者かが現場から持ち去ったとみられます。

 死亡した男性については携帯電話や免許証など、身元を確認する手がかりとなる遺留品が全く残されていませんでした。

 警察は、身元の判明を遅らせようとした可能性があるとみています」

 Q:気になるのは、一緒にホテルに入った人物。どんな人物像なのか?

 佐藤 創 記者:「ホテルの防犯カメラには2人で入室する様子が映っていた。さらにこの人物が1人でホテルを後にする様子も映っていたということ。

 警察は今のところ、性別も含め、情報を明らかにしていないが、この人物が詳しい事情を知っているとみている。

 警察は付近の防犯カメラを徹底的に確認し、この人物の特定に向け、全力で捜査を進めています」

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