【独自】“切断遺体”「別会場行く人も」 同行者の新たな足取り…住宅街へ?(2023年7月7日)

 札幌すすきののホテルで頭部のない遺体が見つかった事件です。こちらは被害男性が直前までいたディスコの様子です。このイベントに参加していた女性が当時の状況を証言、新たな手掛かりが見えてきました。

■“切断遺体”ディスコ参加者証言

 被害者が行っていたイベント。その内容が分かってきました。

 イベントに参加していた人:「そのイベントに、一緒に同じ空間にいたんだなと…」

 札幌市のホテルで会社員の男性が殺害された事件。頭部のない状態で見つかった遺体。62歳の被害者が事件前に行っていたイベントの映像です。被害者は、殺害される前の午後4時から10時までの6時間ほどこの会場にいたことが分かりました。会場にはディスコミュージックが掛かり、人々はダンスに興じ、つかの間日常を忘れるひと時を過ごしています。一体、どんなイベントだったのでしょうか。

■「1000人踊って仮装する人も」

 被害者と同じく、当日参加した人に話を聞くことができました。

 イベントに参加していた人:「40代から60代くらいのディスコイベント。70年から90年代を中心としたディスコの曲、ユーロビート・踊るのが好きな人が集まってくる。札幌だけに限らず道外の人もいると思う」

 1日は、4年ぶりの大きな開催だったそうです。

 イベントに参加していた人:「同じ曲を聞いて皆で懐かしむ、踊るとか。4年ぶりとは思えないくらい。当時の雰囲気がそのままよみがえったような。耳で聞いても喜んで、気持ちがハイテンションになる」

 盛り上がったイベント。それで終わらないケースもあるそうです。

■「別会場行く人も」 参加者証言

 イベントに参加していた人:「その後アフターといって別の会場に行く人もいる」

 その後、殺害された男性。姿を消した人物についても分かったことがあります。札幌市で頭部のない遺体が見つかった殺人事件。被害者が参加していた“イベント”。そこに行っていた人に話を聞きました。

 イベントに参加していた人:「イベントは(午後)10時までです。その後のアフターといって別の会場で皆さん行く人もいると聞いている。仮装する人もいる。派手な服装をしたりそういう人もいるけど、衣装替えすることはないかなというふうに見ていた」「(Q.(事件)どのように感じている?)胸が痛い。それ以外の言葉が出てこない」

 被害者がイベントに参加したのが午後4時から10時まで。1人で参加していました。その後“女性の服装”をした人物と合流し、午後11時にホテルに入ったとみられます。この時の被害者の服装は分かっていません。一緒に入った“女性の服装”をした人物がホテルを後にしたのは3時間ほど経った午前2時のこと。その姿を消した人物の足取りについても、分かったことがあります。

■車使わず“徒歩”か現場から姿消す

 捜査関係者によると、周辺の防犯カメラには、この人物が車やタクシーに乗り込む様子は映っていなかったことが分かりました。事件と同じ時間帯の6日の現場です。午前2時にもかかわらず繁華街だけに、タクシーも数台走っています。姿を消した人物は“徒歩”で移動したということでしょうか。

■“切断遺体”同行者の新たな足取り

 服を着替え、スーツケースを持った人物は一度、南方向へ向かった後、Uターンをして西方向へ向かったことが分かっています。現場から、西に徒歩で向かうと“突き当たり”になります。この道を北に向かうか、南に向かうかでも大きな差があります。仮にさらに西へ向かったとすると数分で広い通りに当たり、公共交通機関もあります。徒歩で西に4分ほど歩くと市電の乗り場があります。その人物がホテルを出たのは午前2時。始発は午前6時半なので、4時間半ほど時間が空くことになります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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