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 舞台「刀剣乱舞」などで知られる俳優の鈴木拡樹さんが主演を務める「東映ムビ×ステ」の新作映画「死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-」(5月29日公開)の予告編が4月11日、公開された。鈴木さんは江戸の町で探偵業を営む久坂幻士郎(くさか・げんしろう)役、「7ORDER project」の安井謙太郎さんが相棒の 死神・十蘭(じゅうらん)役、アイドルグループ「乃木坂46」の鈴木絢音さんが、吉原遊郭の惣名主の娘でちゃきちゃきした気立てのよいお藤を演じる。

 「東映ムビ×ステ」は、ムービー(映画)とステージ(演劇)の「挑戦的な融合」を掲げた東映の新プロジェクト。第1弾は「GOZEN」で、時代劇映画「GOZEN-純恋の剣-」の公開後、時代劇舞台「GOZEN-狂乱の剣-」が上演された。

 第2弾となる「死神遣いの事件帖」は映画、舞台の共通タイトル。映画「死神遣いの事件帖」の舞台は江戸。市中で探偵業を営む久坂幻士郎は、死神・十蘭(じゅうらん)と契約関係にあった。幻士郎は豊臣家に仕えた高名な傀儡子(くぐつし)の息子で、さらには「死神遣い」だった。一方、吉原の大遊廓で“遊女連続殺人事件”が発生し……というストーリー。平成仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズで知られる柴崎貴行監督が手がける。柴崎監督は今回が初の時代劇作品となる。脚本は「探偵はBARにいる」などの須藤泰司さん。

 舞台「死神遣いの事件帖」は、この映画の物語を引き継いで展開。吉原遊廓の惣名主を父に持つ侠客のリーダー庄司新之助と、死神・十蘭が大暴れする。舞台編の主人公・新之助役は、舞台「幽☆遊☆白書」やミュージカル「刀剣乱舞」で知られる崎山つばささんが演じる。脚本・演出は「東映ムビ×ステ」第1弾「GOZEN-狂乱の剣-」や、舞台「仮面ライダー斬月」の毛利亘宏(少年社中)さん。

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