『鋼の錬金術師FA』より フラスコの中の小人(ホムンクルス)の声真似【音声加工あり】【家弓家正さん】

『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』より、ホムンクルスの、“お父様”ことフラスコの中の小人の声真似をやってみました。
今回は冷静に比べられるとマジで似ていないのでオリジナル音声を付けていませんw

フラスコの中にいる時の声はオリジナルの家弓さんのお声も加工されているので、ド素人がアプリを駆使してそれっぽくしてみました。
個人的には気に入っております。

スネイプ先生を先に声真似し出したので、油断すると直ぐ“スネイプ味”が出るので、この声は難しいです。
いずれ『風の谷のナウシカ』のクロトワや『名探偵コナン』のジェイムズ・ブラックの声真似動画も出してみたいです。

新たに登録してくださった方、今までに登録してくださっている方、本当にありがとうございます。🙇
これが今年最後の動画となります。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

伝わるのか否か……何となくの説明

『鋼の錬金術師』の主人公エドワードとアルフォンスの兄弟(エルリック兄弟)の父親、ヴァン・ホーエンハイムは、この物語の開始時点より数百年〜千年ほど前の古代都市「クセルクセス」に生きる奴隷(奴隷23号)でした。

科学技術として錬金術が重んじられるその国で、主人の錬金術師に言われるままに大量に抜かれた血から偶然、人智を超えた存在である「ホムンクルス」が生まれます。

主人が留守の間に突如喋り出したその物体は、たまたま近くに居た奴隷23号に礼を言い、奴隷が読み書きもままならないと知ると、彼に名を与え知識を与えると宣言します。

ヴァン・ホーエンハイムという名をもらった奴隷23号はフラスコの中の小人(ホムンクルス)に錬金術を授けられ、主人の覚えもめでたく、国王に謁見出来る程の出世を果たします。

さて、富も権力も得たクセルクセスの国王が次に欲したのは永遠の命でした。王が、人智を超えた存在に不老不死の法を問うとホムンクルスは答えました「不老不死の方法を教えてやろう」

ホーエンハイムも知り得ない国の最上部だけの秘密として、“公共事業”の嘘、方便のもと、クセルクセスの国土全体に巨大な錬成陣が掘られ、その過程で口封じのために多数の人の血が流れました。

何年もの殺戮の末に完成した国土錬成陣。暗部を知らないホーエンハイムは、国王が不老不死になる瞬間に立ち会えると興奮気味に見守ります。

ところが異変が起きて、国王、上層部の人間、主人たち錬金術師もバタバタと倒れていきます。
自分だけ無事な事に異変を感じ、自らが抱えるフラスコの中に居るホムンクルスに謎の訳を尋ねると小人は言うのでした。
「君の血を使って扉を開けた。真の中心に居る君と私だけが無事で居られるのだ」と。

国土全体に広がるおびただしい悲鳴と激しい光。身体が分解されていくような衝撃に気を失う寸前にホーエンハイムが見たのは、満足そうにフラスコと共に“分解”されていくホムンクルスの姿でした。

目を覚ましたホーエンハイムは辺りを歩き回りますが、誰も彼もその場に倒れたまま絶命しています。
その時、目の前に現れた自分と全く同じ顔をした人物が言いました。「皆、魂を抜かれている」

それは人の姿を得たホムンクルスでした。彼はクセルクセス王に「不老不死の法を教える」とは言いましたが、「王を不老不死にする」とは言わなかったのでした。

クセルクセスの国民全員の命を犠牲(対価)にして、“血をくれた礼”に、名前と知識、そして限りなく不死に近い身体を与えたと言うホムンクルス。
ホーエンハイムは、ホムンクルスの謀(はかりごと)によって作られた国土錬成陣によって、この世界で不死の秘術、不可能を可能にする神秘と言われる「賢者の石」に、人の姿形のまま“錬成”されたのでした。

自分とホーエンハイムとで100万人を越える国民全ての生命のエネルギーを分け合い、体内に取り込んだことを告げるホムンクルス。
あまりのことに絶叫するホーエンハイム。

人並みの暮らしがしたい…純粋な願いをダシにホムンクルスに利用され、取り返しのつかない結果を生んだホーエンハイムは呵責の念に苛まれながら各地を転々とし、その過程でトリシャという女性に出会い子をもうけます。
それがエルリック兄弟でした……

という回想エピソードです。

う〜ん………長っ!誰が読むねん、こんなのw
まぁ、書きたかったんです。

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