「僕の髪をつかんで引きずりまわして、何十発も殴ったり蹴ったり……。木材を燃やすために半分に切られたドラム缶があったのですが、火が燃えているその場所に僕の顔を近づけもしました。暴力中に言っていたのが、“俺の女に手、出したな”“俺の女だぞ”と。また、“おまえ、給料なしで被災地行けんのか?”とか……。“なんで丸めてこねぇんだよ?”と、その場でバリカンで虎刈りみたいにされました。切った髪をドラム缶で燃やしていました」
男性はただ謝り続けるしかなかった。結果的に全治2か月ほどの重傷を負った。しかし、解放された後も……。
「その日以降も彼から“お前、ここにいるから来いよ”とか、脅すようなメールがたくさん来るようになって。自分があるイベントに参加するときには、開催前に“そこ行くからちょっと待ってろ”とか。何かされると思って、警察に相談したこともあります」
当然ながら暴行を受けて以降、男性からキャンドル氏に連絡を取ることも、会うこともしていない。ただ何十件もの非通知の着信があったため、キャンドル氏を着信拒否、非通知も着信拒否設定をした。だがその後、キャンドル氏から男性宛てに「番号を変えただろう」というメールが届いたという。
日常的に男性へのハラスメントはあったのか。
「暴行以前は僕に対してはほとんどありませんでしたね。ただほかのスタッフへの暴言はありましたし、殴ったり、丸刈りにしたりすることは何度かありました」
被害男性が手を出した女性はキャンドル氏と不倫関係にあった
キャンドル氏の女性関係は。
「涼子さんとの結婚後もそのときどきに“お気に入りの子”がいる感じです。僕が手を出してしまった女性は、僕と関係を持つ前、キャンドル氏と不倫関係にあり、そのことで悩んでいました。彼女は当時まだ20代半ばで、キャンドル氏とは年齢もひと回り以上離れているうえに、経営者とスタッフという関係性でした。女性関係においても自分が有利な土俵に持ち込むのが彼のやり方なのかと……。
実はその女性は現在の僕の妻なんです。はっきり断ることが苦手な優しい性格なので、そこにつけ込まれた形だったのだと思います。彼女は、事務所を辞めようとした際も、なかなか認めてもらえなかった。これは離婚できない今の涼子さんと同じ状況なんじゃないかと思います」
キャンドル氏に暴行と不倫について聞くため、彼の携帯電話に連絡した
すべての質問に「ノーコメント」を貫いた。結婚以降の女性関係、不倫については、
「相手があることですから、これ以上いろんな人に迷惑をおかけしたくないので、ノーコメントとさせてください」
その後もいくつか質問したが彼の返答は同じ。
「すみません、これ以上取材等々は受けないというお話をさせてもらったんです」
確かにキャンドル氏は会見で、「できればこの記者会見をもって、もう、このプライベートに関することでメディアに出るようなことはしたいとは思っていません」と話していた。“このプライベート”とは広末の不倫を指すのだろう。今回は“別件”のためキャンドル氏に詳しい話を伺いたい旨を伝えると、
「……ノーコメントです」
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