ウクライナの最前線で戦う、ロシア兵たちのボス的存在。
国防省の幹部たちにも鬼の形相でかみつき続ける“狂犬”、民間軍事会社「ワグネル」のトップ、エフゲニー・プリゴジン氏(61)。
ドリンクを片手に、77分間のロングインタビューに答えた。
世界地図の前に座って話す、プリゴジン氏。
その途中、突然カメラの方へ体を向けると、「エリート官僚のクズどもよ! お前らの子どもを戦場に連れてこい! 子どもが死んだら葬式に出して埋葬しろ。それで市民は納得するさ」と発言。
さらに、不気味な警告も。
エリートが自分の子どもを戦争から守り、庶民の子どもが死んでいく状態が続けば...。
「ワグネル」のプリゴジン氏「このままでは、ロシア革命(1917年)がまた起こる。まず兵士たちが立ち上がり、その家族たちが立ち上がる」
先週末には、激戦地バフムトを制圧したと発表していたプリゴジン氏。
しかし、今後の戦況については、悲観的な見方を示している。
プリゴジン氏「われわれは、ウクライナを非武装化しようとした。結果は逆だ。ヤツらを武装集団に変えてしまった。今のウクライナ軍は最強だ!」
プリゴジン氏は、これまでにワグネルの兵士2万人以上が死亡したと明かしている。
そして、日本時間25日午後、プリゴジン氏はSNSを更新。
激戦地バフムトから撤退を始めたと発表した。
今後は正規軍に任せ、ワグネルを再訓練するとみられる。
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