字幕書き起こし
石垣のりこ議員
同性婚、これ、認められていないのは私、差別だと思います。総理、差別、やめませんか。
岸田総理
憲法24条第1項は同性婚制度を認めることは想定されていない、このことから少なくとも同性婚を認めないことは、国による不当な差別だとは考えていない、このように発言をさせていただいています。
石垣のりこ議員
性的マイノリティの方たちは、既に今、一緒にこの社会の中で生きている一員ですよね。その方たちが何らかの理由で、他の人に認められている権利が侵害されている訳です。それを差別と言わずに何を差別と言うんですか。シンプルな話です。この同性婚が認められていないことは差別なんです。ご見解、改めて伺います。
岸田総理
議論が大事だということを再三、申し上げています。
石垣のりこ議員
現状のこの構造が差別であるということを認めるところからしか始まらないと私は申し上げているんです。構造上の不当な権利の侵害を放置している、そのこと自体が差別なんじゃないんですか。
岸田総理
議論を進めることが大事だと申し上げております。
石垣のりこ議員
議論じゃなくて今、この状態が構造上の差別になっていますよねということを申し上げているんです。まずは今のこの状態が差別を放置しているという、そのことをお認めにならないんですかと申し上げているんです。
岸田総理
憲法においては同性婚を認めることを想定していないというのが政府の考え方であり、それとの関係で今、申し上げたような発言をさせていただいております。
石垣のりこ議員
24条で想定していないということを盾に、法の下の平等が保護されていないわけですよ。これはやっぱり差別を残置しているっていうことにならないんですかというふうに申し上げております。
岸田総理
憲法が同性婚制度を想定しないという考え方を政府としてとっており、不当な差別ではないと申し上げています。
石垣のりこ議員
ただただ差別を残置するための釈明をされているようにしか私には聞こえません。差別、やめませんか。
岸田総理
国民生活の基本に関わる問題であり、国民の家族観にも関わる問題であるからして、ぜひ議論を進めたいと思っています。
石垣のりこ議員
個人の問題なんです。好きになった人と結婚が出来ない、この権利が侵害されているということなんです。もうシンプルな話です。人権意識に暗い国がG7サミットの議長国で、世界をリードするなんてこと、もうちゃんちゃらおかしいですよ。
以上
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