2023年3月3日「参議院」予算委員会 石垣のりこ議員2「インボイス、実質的な増税ですよね。それもフリーターの方ですとか小規模事業者の方、より生活が大変な人に多くの負担ののしかかる。これは悪税です」

字幕書き起こし

石垣のりこ議員
 やめていただきたいこと、続いてはインボイス。総理、インボイス、やめませんか。

鈴木財務大臣
 インボイスにつきましては、様々な中小・小規模事業者の方々からのご心配があり、それを受けてインボイスをやめるべきではないかという、そういうお立場からの質問も度々いただいているところでございますが、インボイス制度、これは複数税率の下で適正な課税を確保するために必要なものでありまして、4年間の準備期間を経て、本年10月から始まることになっております。先程、申し上げました通り、様々な方々からのご心配があること、これは財務省としても真剣に受け止めておりまして、政府一体で連携してきめ細かく対応することといたしております。私どもとしてインボイスをやめるという考えはございません。その円滑な実施に向けまして、関係省庁で連携しながら万全の対応を図っていきたいと考えております。

石垣のりこ議員
 これ、実質的な増税ですよね。それもフリーターの方ですとか、小規模事業者の方ですとか、より生活が大変な人に多くの負担ののしかかる。これは悪税です。徴税手続、民間企業の納税手続きの破綻を招く、これもう本当にやめるべき制度だと思うんですけれども、総理のご見解、伺います。

岸田総理
 インボイス制度、これは複数税率において適正な課税を確保するために必要なものであると考え、今まで政府としましてもさまざまな支援策を用意しましたし、昨年末の税制改正の議論の中で様々な経過措置、こうしたものも用意をいたしました。様々な不安の声があるということ、これは十分承知をしています。これからも関係者のそういった不安の声にしっかりと耳を傾けることによって、政府として10月の制度の円滑な導入に向けて努力をしていかなければならないと考えています。

石垣のりこ議員
 制度を導入するためにどういうふうにするかの話ではなくて、制度そのものがおかしいというふうに申し上げているんです。インボイス、やめていただきたいと思います。

以上

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