カナダで発生している山火事の煙はアメリカの首都ワシントンにも流れ込み、市民生活にも影響を及ぼしています。
ワシントンでは8日、大気汚染に関する警報が出され、市内の動物園が休園を決めたほか、予定されていたメジャーリーグの試合も延期となりました。
公立学校ではスポーツを含むすべての屋外活動が中止となり、市の当局は大気汚染の程度に応じて、屋外での作業を減らしたり、マスクを着用するよう市民に要請しました。
また、ホワイトハウスの庭でバイデン大統領も出席して開催される予定だったLGBTQなど性的少数者の権利を訴える「プライド月間」を祝う行事も、大気汚染の影響で10日に延期されました。
バイデン大統領は記者会見で、カナダに消防士らを派遣するなど事態の対応にあたっていると強調したうえで、国民に対し政府が提供する大気汚染の情報を確認し、当局の指示に従うよう求めました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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