公選法違反容疑で書類送検の熊本市議 未だ説明なく

熊本市議会の田尻善裕議員が公職選挙法違反の疑いで書類送検されてから25日で1週間。未だ有権者への説明はありません。

捜査関係者によると熊本市議会の田尻善裕議員59歳は今年3月、出身高校の同窓会の案内に公職選挙法の規定に反する形で自身への投票を呼び掛ける文書を同封し配布した疑いです。

書類送検されてから25日で1週間。KABではこれまで電話などで取材を試み、後援会を通じ対応を求めましたが本人からの反応はなく、未だ会見やコメントの発表もありません。

ホームページのプロフィール欄には他人からの評価として…「人からは、『真っ直ぐ』『誠実』『愚直』と言われているようです。」

政治学に詳しい熊本大学の伊藤洋典教授は。

熊本大学 伊藤洋典教授
「違反が疑われるということなのでどういう行動でどういう意図だったのか説明をした方が良いでしょう」「有権者の信を問う選挙があったわけですから、当選をした議員としての責務となるでしょう」

田尻議員には有権者への説明責任を果たすことが求められます。

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