かつて議会で涙を流すしぐさを見せていた、元熊本市議の北口和皇容疑者(65)。
29日、公職選挙法違反の疑いで逮捕された。
北口容疑者らは、4月に行われた熊本市議選で、自身への投票を呼びかける違法な文書を大量に配った疑いが持たれている。
1991年に初当選した北口容疑者は、当選7回を数えるベテラン市議として活動。
しかし、市の職員へのパワハラ問題がたびたび問題となっていた。
2015年以降に出された辞職勧告は、あわせて4回を数える。
北口和皇容疑者(2016年)「1人会派ですしね、嫌われていたんですね」、「(反省はどう生かす?)小さな声で話します」
開き直りやうそ泣きとも取れる言動で、議員活動を続けていた北口容疑者。
さらに、議会から議員資格の停止を要求されたときには、鼻歌を歌う場面もあった。
北口容疑者は4年前の選挙に続き、4月の熊本市議選でも落選した。
警察は、北口容疑者に任意で話を聴こうと、何度も出頭を要請。
ところが、北口容疑者がこれに応じなかったことなどから、逃走や証拠隠滅のおそれがあるとして、29日、選挙運動員の男とともに逮捕に踏み切った。
警察の調べに、北口容疑者は、「気分が悪くて、今はよくわかりません」と供述している。
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