長野県中野市で男女4人が殺害された事件で、容疑者の男は「ハーフライフルで撃った」と話していることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
殺人の疑いで逮捕・送検された中野市の農業・青木政憲容疑者(31)は今月25日、近所の女性2人を次々とナイフで襲い、その後、警察官2人に猟銃を発砲し、4人が殺害されました。
捜査関係者によりますと、青木容疑者は調べに「ハーフライフルで撃った」と話していることが新たに分かりました。ハーフライフル銃は散弾銃より命中精度が高く、青木容疑者は2019年に所有の許可を得たといいます。
一方、容疑者の母親は警察に、夜間の2度の発砲は容疑者が自殺を図ったもので、その後、母親が「自殺を手伝う」などと持ちかけて猟銃を受け取り、隠してから逃げたと話しているということです。
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