今回、ゼレンスキー大統領が来日した背景と狙いについて、サミット会場前から亀岡晃伸記者が中継でお伝えする。
20日午後5時半現在、ゼレンスキー大統領はサミット会場のホテルにいる。
今回の来日は、ごく少数の政権幹部が情報管理を徹底し、水面下で調整を進め、正式な発表は来日の直前の20日朝になってからだった。
水面下では当初、ゼレンスキー大統領側から、広島で19日に行われたウクライナ情勢をめぐる会合に対面で出席したい意向が伝えられ、調整が進んでいた。
しかし、急きょ、大統領がサウジアラビアを訪問することになったため、20日に来日し、サミットには21日に出席する日程に変更するなど、来日の実現までの調整は紆余(うよ)曲折をたどった。
ある政府関係者は、「戦時下の国のトップが日本に来て連携を確認すれば、メッセージの重みは格段に増す」と意義を強調している。
20日からは、G7(主要7カ国)メンバー以外のインドやブラジルなど、ロシアとの関係に配慮する国もサミットに参加しているが、ゼレンスキー大統領とともに各国首脳が、ウクライナ支援と対ロ制裁の強化でどこまで連帯を示せるかが最大の焦点とみられる。
(フジテレビジョン)
(テレビ新広島)
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