大田区 中学生の刺傷事件 男を現行犯逮捕 

犯行の動機は明らかになっていません。けさ(10日)、大田区の住宅街で男子中学生が男に胸を刺されました。警視庁は近くにいた61歳の男を傷害の疑いで現行犯逮捕しました。

大勢の警察官に囲まれ、取り押さえられる男…警視庁は、中学1年の男子生徒の胸を刺した疑いで、住所・職業不詳の山下泰範容疑者61歳を現行犯逮捕しました。「事件はすぐ近くに中学校もあるこちらの住宅街で起きました。中学1年の男子生徒がこちらの住宅の敷地内で刺されたということです」警視庁によりますときょう(10日)午前8時過ぎ、大田区西蒲田の住宅敷地内で「子どもが刺された」と通行人から通報がありました。事件直後に現場に駆けつけたという近くに住む人は…「『警察救急車呼んで!』って言うからビックリしてそばに行ったら自転車は倒れている 奥さんは子どもを支えて手を握っている 旦那さんは子どもを抱いている そんな状態」被害にあったのは区立中学校に通う1年生の男子生徒で自宅の玄関前で血を流し倒れていたということです。登校のために玄関を出た直後に襲われたとみられ、意識があり、命に別条はないということです。また近くに住む人は山下容疑者とみられる男の犯行直前の様子を目撃していました。
「男がスーパーの袋を持ってゴミの看板をずっと見ていた/行ってまた帰ってきてからまたそこで見ていて、しばらくしたら声が聞こえてきた「助けて!」って」
逮捕された時、山下容疑者の手や服には血のようなものが付いていて、現場近くに血がついたとみられる包丁が落ちていました。
また近くに住む人によりますと、生徒の父親は警察に対して容疑者と面識があるという主旨の説明をしていたということで、警視庁は接点やトラブルがあったかどうか調べを進めています。事件を受け、近くの中学校では生徒が教員や保護者らに付き添われ、集団下校をする様子も見られました。

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