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石川県珠洲市で震度6強の揺れを観測した地震について、気象庁は記者会見を開きました。今後、注意すべきポイントです。
「今後の地震や雨に十分注意 危険な場所に入らない」
下山利浩地震情報企画官は、「揺れの強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情がないかぎり危険な場所に入らないなど身の安全を図るよう心がけてほしい」と述べました。
「今後1週間程度 同程度の地震に注意」
その上で、「今後1週間程度は最大震度6強程度の地震に注意してほしい。特に2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くある。また、この地域では2年以上地震活動が続いており当面継続すると考えられるので引き続き注意してほしい」と呼びかけました。
「寝る場所の安全確認を」「旅行者はがけ下などに近づかない」
具体的な対策については、「揺れがまだまだ続く可能性があるので特に夜寝る場所のまわりに落ちてくるものがないかなど確認をしてほしい。また、連休で旅行に訪れている人は行き先に崖の下など危険な場所がないかなどを改めて確認し、そうした場所には近づかないようにしてほしい」と話していました。
「6日午後にまとまった雨 土砂災害に注意」
また、「石川県では5日夜から雨がふり始めて6日午後にはまとまった雨となり、夜にはピークとなる見通しだ。1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあり、7日にかけて降り続ける見通しだ」として土砂災害などに注意するよう呼びかけました。
「地震の場所や規模により 津波の可能性も」
また、今後、大きな地震が発生した場合に考えられることとして「揺れへの備えが第一だが、発生の場所や規模によっては津波が発生する可能性もある」とした上で、「津波のおそれがある場合には津波注意報や警報を速やかに発表するので、情報に注意してほしい」と話していました。
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