「松潤に会えてうれしくて…」「カッコよかった〜」浜松“熱狂” 騎馬武者行列に68万人

浜松まつり最終日の5月5日は、松本潤さんなどが参加する「騎馬武者行列」が行われ、このイベントを見るために訪れた人は68万人と発表されました。こどもの日にちなんで松本潤さんが監修したオリジナル弁当が本人から配られるうれしいサプライズもあり、泣き出す子どももいました。

2023年、初めて企画された騎馬武者行列。沿道を埋めつくした多くの客のお目当ては俳優の松本潤さんです。“松潤ファン”の戦いは早朝から始まっていました。

<金國賢一記者>
「行列が通る鍛冶町通りにやってきました。スタート8時間前(午前6時半)ですが、早くも場所取りが始まっています」

当選していれば観覧自体は約束されるものの、松本さんを少しでも近くで見ようと観覧エリアの開放前から長い列が。

<京都から訪れたファン>
Q何時から場所取りを?
「朝5時半からです」
Qバッチリですね。
「殿の視線をゲットできるように頑張ります!」

「姫路です」
「京都」
「東京」
「大阪」
「大阪」

<大阪から訪れたファン>
「けさ3時に出てきた。まだご飯も食べてない。このまま殿が出るまで頑張って待ちます」

<松本潤さん>
「騎馬武者行列に参加させていただきます。東京から来た松本潤です」

5日午前11時、行列の実施を前に参加する子どもたちに松本潤さんが監修し、地元の名産品・ウナギやシラスなどを使ったオリジナル弁当が配られました。用意された弁当は480個。すべて松本さんのポケットマネーで賄われたという弁当と柏餅を子どもたちに手渡しました。

<子ども>
「ミサキって呼んでください」

<松本潤さん>
「ミサキちゃん頑張ろう!」

Qなんで泣いちゃったんですか
「うれしくて。松潤に会えたことがうれしくて」

抽選に外れた人にも戦いがありました。行列が通る道沿いのカラオケ店は、当選発表直後から窓際の部屋の予約が殺到しました。

静岡市に住む女性もいてもたってもいられず、会場にやってきました。

<静岡市に住むファン>
「え?もうすごい人、え〜何これ?」

気がづけば、沿道は人、人、人。そして、午後2時…。

<松本潤さん>
「みんなも盛り上がっていくぞ!いざ進め!」

<影島亜美アナウンサー>
「いまスタートしました。松本さん、笑顔で手を振って観客からの歓声に応えています」

松本さんを先頭に隊列はゆっくり進み、約30分間、浜松市の中心街を練り歩きました。

<警察官>
「事故の原因となってしまいます。申し訳ございませんが、ゆっくりと前へ進むよう協力お願いします」

警察や浜松市は群集雪崩を警戒し1000人態勢で警備に臨み、指定された観覧エリア以外では立ち止まらないよう注意を呼び掛けました。集まった人は抽選で当たった2万2000人を大きく超える68万人。浜松の街は近年まれにみるにぎわいとなりました。

<名古屋から来たファン>
「めっちゃかっこよかったです。しっかりお手振りはいただいたつもりです」

<静岡市から来たファン>
Q見えました?
「ばっちりで〜す!ありがとうございます」
Qどうでした?
「カッコよかったです〜」

心配された群集雪崩もなく、これまでに目立った混乱やけが人などは確認されていないということです。

<松本潤さん>
「すごかったですね。コロナという未曽有のことがあって、直接コミュニケーションを取れるイベントがなかったので、機会をいただけたことをうれしく思う」

浜松市によりますと、この3日間で浜松まつりを訪れた人は255万5000人。松本さんの参加は新型コロナの影響で存分に楽しめなかった浜松まつりに花を添えました。

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