ウクライナ大統領府顧問「ドローンのクレムリン上空飛行は絶対ない」 攻撃の関与否定(2023年5月3日)

 ロシア大統領府はウクライナが大統領府への攻撃を試みたと発表しました。一方、ウクライナ側はこの攻撃への関与を否定しました。

 タス通信などによりますと、ロシア大統領府は3日、ウクライナがロシア大統領府=クレムリンへの攻撃を試みましたが、プーチン大統領はけがをせず無事だったと発表しました。

 攻撃はドローン2機によるもので、防空システムにより防御されたとしています。

 モスクワ市のソビャーニン市長は、3日からモスクワ市内でのドローンの使用を禁止すると発表しました。

 SNS上では、3日午前2時30分ごろにロシア大統領府から煙が上がっている画像とともに大きな音がしたと伝える投稿がありました。

 一方、ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府顧問はツイッターで「ウクライナのドローンがクレムリンの上空を飛行したことは絶対にない」と述べ、ロシア側が主張するウクライナによる攻撃への関与を否定しました。

 ポドリャク氏は投稿で「クレムリン上空のドローンはロシアが大規模なテロ攻撃を準備していることを示している」としています。

 「ウクライナがやっているのはあくまでも防衛戦で、ロシア国内の標的を攻撃していない」と強調したうえで、クレムリンへの攻撃は「ロシアに一般市民を攻撃する口実を与えてしまう」と指摘しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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