大谷選手の二刀流のプレーは日本を超えて世界中から称賛されていますが、しかしその一方で、大谷選手が人気なのは「ファンや相手選手、審判への心遣いが素晴らしい」といった理由もその一つでしょう。
米メディアの「バーストゥール・スポーツ」は、以前、大谷選手のファンサービスの様子をTwitterに写真付きで投稿しており、次のように絶賛しています。
「ショウヘイ・オオタニは大人の男性は後回しにして、子どもにサインを書いている。彼が最高である理由だ」
「オオタニが子どもの為にサインを書き、大人に書かなかったのは良いことだ(笑)。彼はわかっている」
また、この投稿を見たアメリカのファンからは大谷選手の行動を称賛するコメントが、数多く寄せられていました。
また、3月に行われたWBCではプレーが大きく取り上げられましたが、3月6日に行われた阪神との強化試合で、大谷選手のプレー外でのこんなシーンが話題になりました。
◆WBCでの心温まる一幕
3月6日に行われた阪神戦の試合前練習には、大谷選手を一目見ようと多くのファンが球場を訪れており、報道陣も多数集まっていました。
その中には目を輝かせながら大谷選手を見つめる子どもたちの姿も多く見受けられました。
打撃練習を終えた大谷選手は、レフト付近でダッシュを行って身体を温めていたのですが、そんな大谷選手に熱烈な視線を送っている少年がいました。
その少年の熱いまなざしは大谷選手の目に留まったようで、なんと、試合直前の練習中にもかかわらず、練習を中断して少年の元へ向かい、サインをしてあげたのです!
これを見ていたファンたちは続々と大谷選手の元に集まり、急遽サイン会が始まったのでした。
この光景を見ていたファンからは、次のような称賛のコメントが寄せられています。
「やる事なす事一流」
「さすがオオタニサン」
「実力だけでなく人間性も異次元とか、なんだ、ただの神か」
「羨ましい」
「子どもの持つ色紙っていうのがいいですね」
試合前の大谷選手の粋な計らいに、場内のファンからは大きな拍手が送られていたそうです。
ということで、今回の動画では、実際に大谷選手と交流した子どもたちのコメントを交えながら、大谷選手の子どもたちへの想いについて紐解いていきたいと思います。
テレビ越しだとなかなか見ることができない、大谷選手と子どもたちとの微笑ましいエピソードについても紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください!
この動画がよかったら、高評価・チャンネル登録のほどよろしくお願いします!
◆「喜んでもらえたら」エンゼルスの病院訪問
どんな状況でもファンの子どもたちを大切にしている大谷選手ですが、彼のファンサービスは、どうやら球場に留まらないようです。
現在「FOX Sports」でレポーターを務めているアレックス・カリーさんは、以前Twitterでとある動画を公開していました。
この動画が撮影されたのは2018年7月25日、カリフォルニア州オレンジ郡にある小児科医院でした。
この日はホワイトソックスとの試合があったのですが、大谷選手は、試合前にこの小児科医院を訪れていました。
撮影された動画の内容は、大谷選手とカリーさんが少女を挟んで座り、ディズニー映画の「アナと雪の女王」の挿入歌である「雪だるま作ろう」を一緒に歌うというものでした。
カリーさんは、このときの動画と共に次のようなコメントを投稿しています。
「ショウヘイ・オオタニと私は今日、CHOCチルドレンズで小さな友人ができた。彼女は大きくなったら歌手になりたくて、アナと雪の女王が大好きだと言った。だから私たちは『雪だるま作ろう』を一緒に歌い、オオタニも日本語で歌った!」
しかし実際は、大谷選手は最初のフレーズしか知らなかったため、一緒に歌うのを断念してしまったようです。
その様子を見ていた水原一平通訳は、「歌ってよ」とすぐさま突っ込んでいたのですが、大谷選手は「分かんないもん!」と反論し、その後は少女が歌っている姿を優しく見守っていました。
そして最後は、大谷選手が少女とハイタッチを交わすというとても微笑ましい動画なのですが、この動画を見たファンからは、次のようなコメントが寄せられていました。
「素晴らしい笑顔」
「美しくかわいい子どもたち、幸あれ」
「なんて素敵なサポートなんだろう」
「エンゼルスは素晴らしい仕事をした」
「君たちは最高だね」
「子どもたちの笑顔が愛しい」
大谷選手自身も楽しんでいることが伝わってきますし、この交流を通して、子どもたちは多くの勇気をもらったことでしょう。
そして、この小児科医院の訪問の翌年にあたる2019年の9月11日、インディアンス戦を前にした大谷選手は、アナハイム近郊にある小児科医院を訪ねていたようです。
今回はチームメイトのデビッド・フレッチャー選手とアンドレルトン・シモンズ選手も一緒に、3人で小児がん病棟を訪れていました。
2年連続で小児科医院を訪問した大谷選手は、入院している子どもたちと約2時間交流した後、次のように語っています。
「1年に1回あるかないかという感じなので、喜んでもらえたらうれしい。また球場でもそうですけど、会ったらこちらも元気になるのかなと。そこは毎年、楽しみにしていたので良かった」
カリーさんは前年に続き、このときの様子を収めた動画もTwitterに公開していたようです。
その動画には、大谷選手と男の子が楽しそうにエアホッケーをする様子が収められていました。
この対戦に最初に勝ったのは大谷選手だったのですが、すかさず男の子から「待った」がかかり、もう一度勝負を挑まれることとなります。
すると今度は大谷選手があっさり負けてしまい、勝者となった男の子には、大谷選手からユニフォームが手渡されるのでした。
大谷選手と楽しく遊べたことは、男の子にとって一生の思い出となったことでしょう!
さて、選手たちとの交流を心から楽しんでいた子どもたちですが、このときに訪れた病院はがん病棟ということで、入院しているのは、球場に足を運ぶことができない子どもばかりでした。
スター選手がわざわざ病院にまで足を運んでくれて、しかも一緒に遊ぶことができるなんて、重い病気と必死に闘っている子どもたちにとっては、最高のプレゼントですよね!
大谷選手のコメントからもわかるように、試合中に送られる子どもたちからの熱い声援には、いつも多くの元気をもらっているようです。
子どもたちも、大谷選手が活躍する姿を見て、元気や勇気をもらっていることでしょう。
スター選手となっても驕ることなく、常にファンを大切にしている大谷選手。
子どもたちへ夢を与え続けながらも、逆に子どもたちからは元気と勇気をもらっている姿は、本当にすばらしく、微笑ましい関係性ですよね。
一流の野球選手としてだけではなく、謙虚さと思いやりを兼ね備えた人間性。そんな大谷選手に魅了されているのは、大人だけではないのです。
今後も、大谷選手の背中を追いかける子どもたちがどんどん増えていくことでしょう。
私たちも、大谷選手の子どもたちに対する立ち振る舞いを見習っていきたいものですね!
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