盗みの一部始終をとらえた防犯カメラ映像。
帽子をかぶった人物が、庭に置かれた多くの品々を自分の自転車に積んで持ち去った。
窃盗犯の狙いは何だったのだろうか。
事件は4日、大阪・寝屋川市にある住宅の庭で起きた。
午後4時過ぎ、荷台に青いかごらしきものをつけた自転車に乗って問題の人物が現れる。
現場の家の前に自転車を止めると、無断で庭の中に侵入し、辺りを物色し始めた。
被害男性は、ここに自身が営む飲食店で使っていたロッカーや、調理器具などを一時的に置いていたという。
被害男性「飲食店をしていて、お店の方に置いていたんですけど、使わなくなったので自宅に持って帰ってきた」
問題の人物はまず、大型の鍋「ずんどう」を持ち出し、乗ってきた自転車の青いかごに入れた。
さらに、同じ場所にあった小さな自転車も持ち出す。
男性は、特にこの自転車が盗まれたことに憤りを感じていた。
被害男性「(購入してから)結構長いですよ、20年ぐらいじゃないですかね。持ち主の僕にとっては、すごく思い入れのある自転車だったので、ショックです。許せない気持ちでいっぱい」
問題の人物は、庭の至るところを物色し、鉄でできたロッカーの扉なども持ち出していく。
これらすべてを青いかごに積み込むと、その上に自転車も載せて最後にロープで固定。
そして、侵入からおよそ12分後、あわてる様子も見せずに去っていった。
被害男性「(盗まれたのは)鉄くずとか銅線とかです。最近値段が上がってるからじゃないですか、自転車ももちろん中古で売り物になると思うので、きっと売る目的で侵入したんだと思います」
男性は、警察に被害届を提出したという。
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