大阪府堺市で祭りの最中に巨大なだんじりが倒れ、下敷きになった11人が重軽傷を負いました。事故はだんじりが交差点を曲がる見せ場、「やりまわし」で起きたとみられています。
■だんじり下敷きで11人重軽傷
事故は大阪・堺市の住宅街で起きました。16日午前9時ごろ、「だんじりが倒れてけが人が出ている」と通報がありました。この事故で、11人がだんじりの下敷きになりけがをしました。そのうち男性3人が足の骨を折るなどの重傷です。いずれも意識はあるといいます。
自治会長:「(だんじりの)上、中、横に乗ってた人がけがをしました」「(Q.11人全員参加者?観客は?)いない。全員参加者。全員男性」
■見せ場“やりまわし”で事故か
威勢のいい掛け声とともに町内を引き回す堺市伝統の“だんじり祭り”。醍醐味(だいごみ)の一つが、勢いよく交差点を曲がる「やりまわし」です。事故も絶えませんでした。
今回、なぜ事故は起きたのでしょうか。関係者によると、だんじりは勢いよく交差点を曲がった直後、バランスを崩して路肩に衝突。体勢を戻そうとしたところ、右側に重心が掛かり、横倒しになったといいます。勢いよく曲がったためか、交差点には走行した白い跡が残ります。
自治会長:「通常の祭りより、引く人数が多かったのが(事故の)原因かもしれない」
いつもは秋に行われる、堺市の“だんじり祭り”。16日は、補修を終えただんじりのお披露目会でした。
自治会長:「この時期にだんじりを引くことはないので、他の町から(だんじりが)好きな人が手伝いたいと人数が増えていた。このようなことになって申し訳ない気持ちでいっぱい」
警察は事故の詳しい原因を調べています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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