今月、大阪府門真市の空き家のマンホールの中から見つかった人の骨は、過去にこの家に住んでいた女性だとわかりました。女性は7年前から行方不明になっていて、警察が詳しい状況を捜査しています。
今月3日、門真市の空き家で、マンホールとつながった浄化槽の中から人の頭蓋骨などが発見され、その後の警察の現場検証で、ほとんど全身の骨が見つかりました。
警察が司法解剖や歯形などから身元の確認を進めた結果、2015年8月からこの家に住んでいた中村久美子さんだとわかりました。中村さんは73歳だった2016年2月に、家から出かけた後、行方がわからなくなっていて、家族が警察に相談していました。
骨の腐敗状況から死後5年以上が経過していて、警察によりますと、そのころに死亡していても矛盾はないということです。
一方で、死因は明らかになっておらず、警察は引き続き、事件と事故の両面で詳しい経緯を捜査しています。
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