聖教新聞, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1390404 / CC BY SA 3.0
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聖教新聞
聖教新聞(せいきょうしんぶん)は、聖教新聞社が発行する日本の在家仏教系新宗教団体・宗教法人創価学会の日刊機関紙である。1951年(昭和26年)4月20日創刊。
朝刊のみの発行。夕刊は発行していない。発行部数は公称550万部。「聖教」は釈迦の説いた一代聖教に由来する。同紙を出版している聖教新聞社は、宗教法人創価学会の機関紙発行・出版部門であるため、法人格がない。
また聖教新聞は日本新聞協会および日本ABC協会に加盟していない。公称発行部数は1990年代から2006年まで「550万部」となっているが、これは聖教新聞社の発表によるものである。
全12面で、基本的には前6面が宗教的・創価学会に関わる組織的な記事、後ろ6面が一般的な記事(一面広告を含む)、9面はテレビ・ラジオ欄となっている。一面の題字は、2014年5月6日付まで右端に縦並びに毛筆書きで「聖教新聞」と書かれたもの(字紋は桜)が使われていたが、毎週日曜日のみ、上部に横並びで「聖教新聞」、下段に「THE SEIKYO SHIMBUN」と記されたもの(字紋は平日版と同じ)が使われていた。同年5月8日付から、紙面のレイアウト刷新に伴い、題字をCI仕様の横並びでゴチック体で「聖教新聞」(青色で地紋はなし)、下段に「SEIKYO SHIMBUN」(CIロゴ)と記されたものに変更された。
かつては創価学会名誉会長・SGI(創価学会インタナショナル)会長池田大作の動静を前面に出すことが多かったが、2010年5月の本部幹部会を最後に池田が第一線から退いた後は池田名義のメッセージが贈られた学会ないしは各国SGI組織の活動を紹介する機会の方が多くなっている。
池田が創立した創価学園・創価大学に関する記事もある。「寸鉄」が5タイトル程度、コラム「名字の言」(朝日新聞朝刊の『天声人語』、読売新聞朝刊の『編集手帳』等に相当するもの)が一面下部に掲載される。本部幹部会など大きな会合で池田ないしは創価学会会長のスピーチがあった場合は数日後に2面から3面にかけて編集されたものが掲載される。
朝日新聞夕刊の『素粒子』等に相当。創価学会内外の人物・支部、団体の批判や会員に向けての激励が多い。過去には会館及び会館周辺の利用について学会幹部や会員に苦言を呈したり、公明党議員の不祥事についても厳しい意見で批判するなど、他のコラムに比べ独自性を保っている。
名字の言(みょうじのげん)は、長期連載中の一面コラムである。創刊1年後の1952年(昭和27年)5月10日付から始まった。名字とは中国・隋の智顗(538年 - 597年、天台智者大師)が、法華経を修行する人の位を6種類(六即)に分けた中の一つで、名字即(みょうじそく)のこと。仏の言葉(名字)によって、わが身が本来、仏であると覚知する位である。名字の言というタイトルには仏法の視点からさまざまな社会事象の本質を見極めていく意義が込められている。
4面・5面は創価学会の日々の活動に直結する記事が掲載される。2017年(平成29年)現在は各テーマごとの掲載曜日がほぼ固定化しており、聖教新聞社が作成した『PR版』にそのスケジュールが掲載されている。
前月20日発売の大白蓮華に掲載された座談会拝読御書を月の初めに新聞紙上でも掲載し、学会員に対して予習を徹底させている。大白蓮華を購読していない世帯では、この記事が載った紙面を座談会に持参しても良い。
火曜日と土曜日を除く週5回掲載。これ以外にも4面全部を使った企画記事が掲載される場合は休載となることがある。
最高幹部(会長・主任副会長・副会長・理事長・壮年部長・婦人部長・男子部長・女子部長・青年部長・その他)らによる紙上座談会が不定期に掲載され、創価学会と対立する個人・団体や公明党と対立する政党への批判が行われることがある。
創価学会を退会したり、除名された後に新聞で公然と誹謗中傷された者としては、元公明党中央執行委員長竹入義勝、矢野絢也、元顧問弁護士山崎正友、元教学部長原島嵩などがおり、日蓮正宗前管長阿部日顕らと共に裁判沙汰に発展することも多い。その他冨士大石寺顕正会、日本共産党なども学会による批判の俎上に上がる。
なお、この面に限らず聖教新聞社関連の出版物で日蓮正宗を指す場合は「日顕宗」、冨士大石寺顕正会を扱う場合は正式名称はもちろん略称の「顕正会」という単語の使用も認めておらず、会長浅井昭衛の名前から取った「浅井一派」と呼び換えている。
創価学会の都道府県中堅クラス以下の...
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