36人が死亡した京都アニメーションの放火殺人事件で、逮捕された青葉真司容疑者（42）が「当初、包丁で襲うつもりだった」と供述していることが分かりました。
青葉容疑者は去年7月、京都市伏見区の京都アニメーション第1スタジオにガソリンをまいて放火し、36人を死亡させた殺人などの疑いで今月27日に逮捕されました。事件当時、現場の前の路上からは包丁6本が見つかっていて、青葉容疑者は警察の調べに対して「当初、包丁で襲うつもりだった」と供述しているということです。警察は青葉容疑者が自宅のあるさいたま市から包丁を持ち込んで用意したものの、ガソリンでの放火に計画を変更したとみて調べを進めています。また、青葉容疑者は放火した後、「右腕に火が付いたので外に出た」とも話しているということです。警察は当時の詳しい状況について調べを進めています。
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