【救命胴衣の説明は?】京都・保津川下り転覆事故 現場下流で行方不明の船頭見つかる 通報は発生30分後 安全管理に問題は無かったのか?

京都で起きた保津川下りの事故。現場の下流で男性の遺体が見つかりました。警察によりますと行方不明になっていた船頭の関雅有さん(40)だということです。事故の死者は2人になりました。

 事故から2日。警察と消防は午前7時から行方不明となっている船頭の捜索を再開しました。
(リポート)「続々と人が集まってきました。捜索していた隊員が何かを見つけたのでしょうか」
 消防によると午前11時ごろ、転覆現場から400mほどの下流で、男性の遺体が見つかりました。

 28日に京都府亀岡市の保津川下りで起きた事故。船は流れが速い難所で転覆し、乗っていた船頭と乗客合わせて29人全員が川に投げ出されました。

乗客の中には、下流に400mほど流された人もいたといいます。
安全管理は十分だったのでしょうか?

(保津川遊船企業組合・豊田知八代表理事)「強制的に(救命胴衣を着けているか)見るというのはないけど、前に乗っている船頭は前から見ています。(救命胴衣を)着けているのが分かるので、その段階でスタートします」 

(豊田代表理事)「(Q.実際に乗船した人に話を聞くと説明がなかったという人もいたが?)それはちょっと…」「説明していなかったと話がありましたか」
「そういうことは私たちでは必ず(説明を)していることになっています。もし、そういうことがあるのであれば、これは至急どこの誰がということを調べなければならないと思っています」

また会見では、事故を起こした船が無線機を積んでいなかったため、事故を把握するまで時間を要したことも明らかになりました。
(豊田代表理事)「(Q.事故発生から30分経っての通報になった事に関してどう受け止めている?)現状の把握をしっかりして、そこから連絡するという体制が遅れたことに対しては反省すべきところだと思っています」

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