会社の預金口座から約3300万円を不正に引き出し横領した疑いで、静岡県富士市の会社に勤めていた元財務課長の男が2月9日、逮捕されました。男は架空の請求書を作成し、総額3億円余りを横領したとみられています。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、日本食品化工富士本社の元財務課長の男(51)です。
警察によりますと、男は2022年1月から8月までの間に複数回にわたって会社の預金口座から合計3300万円ほどを引き出し横領した疑いが持たれています。
財務課長だった男は、原材料費などにまつわる架空の請求書を作成し、管理者として支払うことを装って1回あたり50万円から60万円を不正に引き出していたとみられています。
日本食品化工による内部調査では、男は10年間にわたり3億円余りを引き出し私的に流用したと認められていて、2022年9月に懲戒解雇されていました。
警察は、余罪についても追及していく方針です。
2月10日放送
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