東京の練馬区が今、“魔法の街”として生まれ変わろうとしています。今年、映画「ハリー・ポッター」の施設の開業を予定していて、最寄り駅の豊島園駅では、ホームの柱が赤く塗装され、映画に登場する駅をイメージしたリニューアルが行われました。また、周辺の飲食店も“独自のメニュー”を提供するなど盛り上がりを見せています。
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世界中で大ヒットした映画「ハリー・ポッター」。この世界観を体験できる施設「スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が先週、報道陣に公開されました。主人公ハリーを魔法の世界へ連れて行く“ホグワーツ特急”がお披露目に! この施設がつくられるのは東京・練馬区で、2020年に閉園した遊園地「としまえん」の跡地です。
としまえんの閉園後、“遊園地の街”として、にぎわいを失っていた練馬は今、“魔法の街”に変わろうとしていました。
施設の最寄り駅「豊島園駅」では、ホームの柱が赤く塗装され、映画に登場する駅をイメージしたリニューアルが行われていました。施設を訪れる前から「ハリー・ポッター」の世界観を身近に感じてもらうということです。
また、街路灯を見てみると、“ハリー・ポッターの旗”がはためいていました。練馬区は先月から、商店街などに約500枚の旗を掲示。今年6月の施設オープンを前に、街の盛り上げを企画しています。
練馬区商工観光課 高橋雄貴課長
「練馬区としては、スタジオツアー東京の開設というのは『世界中の方々に練馬区をPRする絶好の機会』だと思っています。地域・関係機関の方々と連携して、さらなる地域活性化につなげていきたい」
さらに、区は魔法の世界観をイメージし、商店街の名物店長をイラストにしたオリジナルカードを考案しました。カードには「合言葉」が決められていて、店を訪れてカードの合言葉を言うと、商品の割引などのサービスが受けられるということです。
また、周辺の飲食店も“独自のメニュー”で盛り上げます。「薬膳めし専門店ナナハチ」で出てきたのは、魔法を意識した味変のソースなどが試験官に入った新メニューです。(薬膳スープ 魔法の実験セット1500円)
薬膳めし専門店ナナハチ 小池海斗店長
「ハリー・ポッターというコンテンツが有名ですので、それ目当てに来るお客さまも増えると思いますので。『うちのお店にも来てくれるのでは』という期待はあります」
魔法にちなんだメニューは周辺の13の飲食店で提供されています。コーヒー店「志村電機珈琲焙煎所」でも、魔法の闘いをイメージしたトッピングのドリンクを考案しました。(とろ~りラズベリーのブラッディーオレオ650円)
商店会の会長も務める代表は、ハリー・ポッター効果に――
志村電機珈琲焙煎所 志村大次郎代表
「魔法メニューを作って、いろいろと盛り上げるように。今まではとしまえんの遊園地みたいな形でやっていた街でしたが、街自体が魔法にかかった街づくりになればと」
“遊園地の街”から“魔法の街”へ。“ハリポタファン”を練馬に呼び込めるか期待が高まっています。
(2023年3月20日放送「news every.」より)
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