WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でベスト4、最後の枠をかけた戦いが始まりました。
ベネズエラ対USA。試合は1回から乱打戦となりました。
ノーアウトランナー1塁で大谷の同僚、エンゼルスのトラウト。センターに運ぶとベネズエラのエラーもあり、ランナーがホームイン。1点を先制します。さらにヌートバーの同僚、カージナルスのゴールドシュミットもタイムリーヒット。4番・カージナルスのアレナドもヒットで続き、ノーアウト1、3塁に。ここで5番・タッカー。1回からアメリカが3点を取る展開に。
対するベネズエラはその裏、ワンアウトランナー1塁で3番・アラエス。ホームランで1点差に追い上げます。その後、2点差としたアメリカは5回、ツーアウトランナーなしでタッカー。タッカーの今大会初ホームランでアメリカが3点差に広げます。
しかし、試合は取られたらすぐに取り返す展開に。5回、ベネズエラは2点を返してワンアウト1、3塁で4番・ペレス。タイムリーツーベースで同点にします。さらに、アクーニャJr.の犠牲フライでベネズエラが勝ち越します。リードを許したアメリカは7回、ツーアウト1、3塁のチャンスで5回にホームランを打っているタッカー。しかし、アメリカはチャンスを逃します。
ベネズエラは1点リードの7回。1回にホームランを打ったアラエスの2本目のホームランでアメリカを突き放します。追い詰められたアメリカは8回、ノーアウト満塁のチャンスを作り、9番・ターナー。ツーストライクと追い込まれ、3球目でした。ターナーの劇的、逆転満塁ホームランが出ます。
アメリカはリードを守り切れるのか。9回に出てきたのはメジャー40試合連続無失点の記録を持つアストロズの守護神・プレスリー。そのプレスリーが3人で抑え、アメリカがベネズエラを下しました。この奇跡的な逆転劇にアメリカも大興奮です。
ファン:「素晴らしい試合。完璧な試合だ。アメリカは先制点を取り、勝ち越され、逆転勝利した。あすの試合も勝とう。レッツゴーUSA」
アメリカのファンは決勝の相手となるかもしれない日本について…。
ファン:「大谷を見るのを楽しみに待っているよ」「大谷ショータイム」「願わくば日米対戦だね」「(Q.決勝で?)ええ、決勝でね」「佐々木朗希が投げるのを見たい。佐々木の投球はまだ見たことないけれど、良い話はたくさん聞いているよ」
前回大会優勝のアメリカの劇的、逆転勝利でベスト4が出そろいました。侍ジャパン王座奪還へ。決勝でアメリカとの夢のカードの可能性も出てきました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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