経営悪化が懸念されていたアメリカの銀行ファースト・リパブリック・バンクに、他の銀行から日本円でおよそ4兆円の預金が預けられることがわかりました。
カリフォルニア州に拠点をおく、ファースト・リパブリック・バンクは16日、アメリカの大手銀行のバンク・オブ・アメリカやシティグループなど11行から、300億ドル、日本円でおよそ4兆円の預金を受け取ると発表しました。
ファースト・リパブリック・バンクは全米で14位の規模で、シリコンバレー銀行などの破綻が相次ぐ中、経営への不安が高まり株価が下落していました。
今回の決定を受け、イエレン財務長官らは「大手銀行のグループによる支援の表明は最も歓迎すべきことで、銀行システムの回復力を示すものだ」との声明を出しています。
(2023年3月17日放送)
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