BBC、故ジャニー喜多川氏の加害について取材 言葉を詰まらせる元ジュニア

(編集部注:こちらの動画について、03:24の字幕に1カ所、誤変換があります。「強力」ではなく「協力」です。修正した正しいバージョンを、BBC.jpサイト上に掲載してあります。ただし、こちらYouTubeでは同一URL上での動画差し替えができない仕様のため、動画を再投稿するのではなく、説明文の修正のみになります。ご了承のほどお願いいたします。正しいバージョンはBBC.jpでご覧ください)
https://www.bbc.com/japanese/video-64859230

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ジャニーズ事務所と文藝春秋の民事裁判で東京高等裁判所は2003年7月、事務所の少年たちに対するジャニー喜多川氏による「セクハラ行為」に関する記事はその重要な部分において真実であることの証明があったと認めた。

BBCの番組でモビーン・アザー記者は、かつてジャニーズ Jr.だった人たちや、裁判となった週刊文春の記事を担当した記者たち、文藝春秋側の弁護を担当した弁護士、そして一般の人たちなどに話を聞いた。事務所の若いタレントが集まり「合宿所」と呼ばれた喜多川氏宅での様子や、裁判について尋ねた。さらには、なぜ日本のマスコミの多くが、裁判所によって認定された喜多川氏の行動についてほとんど触れず、亡くなった際には功績への称賛一色だったのかを探った。

アザー記者たちはジャニーズ事務所に再三、直接話を聞く機会を求めたものの、応じてもらえなかった。コメントを求めたところ、性的虐待疑惑に対する回答はなかった。

藤島ジュリー景子社長は、「今回、このような内容で貴社よりご取材いただいたことを大変重く受け止めております。2019年の弊社代表の死去に伴う経営陣の変更を受けて、時代や新しい環境に即して、経営陣、従業員による聖域なきコンプライアンス遵守の徹底、また偏りのない中立的な専門家の協力を得てのガバナンス体制の強化等、全社一丸となり社会から信頼いただける透明性の高い組織体制及び制度整備を一歩ずつ進めております。具体的には、新体制が発足して最初の年明けになる2023年1月に、新体制及び新制度等の発表、施行を計画しております」と文書で述べた。

59分にわたる本編「Predator: The Secret Scandal of J-Pop」はイギリス時間7日夜(日本時間8日早朝)、BBC Twoで放送された。ここでは、その一部を抜粋して紹介する。

日本ではBBCワールドニュースで3月下旬に放送予定。

BBCニュースサイトの記事はこちら。
https://www.bbc.com/japanese/video-64871628

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