国会欠席のガーシー氏直撃 15日までの“日本帰国は0%”

国会欠席を続け「議場での陳謝」に応じなかったガーシー議員が、8日午後、FNNの単独インタビューに応じた。

除名も含めた新たな懲罰が決まる15日までに帰国する可能性は「0%」と明言。

NHK党・ガーシー参院議員「今回帰国しなかったことで、いろんな方を裏切ったことになるっていうのは重々わかったうえで答えを出しているので。でも、きのうも言ったとおり、帰国はするつもりです。まだ国会議員として許していただけるんであれば、鈴木宗男さんともお話をしてみたいですし。3月内には全てを解決に向けて動きたいとは思っているので、そこまでは猶予をもらえたらなと思っています」

2022年7月の初当選以降、国会を欠席し続けているガーシー議員。

8日の本会議で、懲罰処分の「議場での陳謝」が求められていたが、結局、議場に姿を見せなかった。

尾辻議長「議長はこれを院内の秩序を乱すものと認め、議員ガーシー君、懲罰事犯の件を懲罰委員会に付託致します」

ガーシー議員は7日、「議場での陳謝」の代わりに陳謝の動画を国会に提出。

ガーシー参院議員(7日)「決して帰国する意思がないわけではございません。あと幾ばくかの猶予をいただけたら、これ幸いと思っております」

しかし、国会側から受け取りを拒否されている。

ガーシー参院議員(インスタグラムより)「(国会が)『完全に聞く耳もたないんだな』というスタンスはわかったので、それに関してどうこう言うつもりはありません」

「議場での陳謝」をガーシー議員が拒否したため、今後、より重い処分が検討されることになる。

ガーシー参院議員「(15日までに帰国の選択肢は?)さっきも言ったように、警察当局次第です。僕は懲罰委員会が嫌だとか、国会に出るのが嫌とかではなくて、全て警察の言っていることがよくわからない部分がいっぱいあるから、不透明な部分を見せてくれれば、ちゃんと帰国しますよと。今の現状は何も変わってないので0%ですよ、帰国するかは」

与野党は14日に懲罰委員会を開き、翌15日の参議院本会議で議決を行うことで一致。

野党側は、最も重い「除名」を求める方針。

ガーシー参院議員「(除名に関しては受け入れられる?)受け入れなかったら、やめなくて済むんですか? 受け入れる、受け入れないじゃなく、決まったらそれに従わなければならない。だから僕はそこに関して、受け入れる、受け入れないはない。決まったことに、ああそうなんですか、しかない。裁判起こして違うだろと言えるんであれば戦うが、そういったものではない」

ガーシー議員が所属するNHK党の立花党首は、8日午後、党首を辞任することを発表した。

FNNプライムオンライン
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