南海トラフ沿いで巨大地震が発生した場合、別の巨大地震が1週間以内に連続して起きる確率が最大で77%にのぼることが東北大学などの研究で明らかになりました。
南海トラフ沿いでは、マグニチュード8から9クラスの巨大地震が発生し、大津波などによる甚大な被害が想定されています。
東北大学などの研究チームは過去に起きた地震などから想定震源域でマグニチュード8以上の巨大地震が発生した場合、別の巨大地震が連続して1週間以内に発生する確率が2.1パーセントから77パーセントにのぼると試算をまとめました。
これは平常時の約100倍以上だといいます。
東北大の福島洋准教授は「連続する地震は不確実性が伴うものの巨大地震の直後ほど別の地震が起きる可能性が高いことを知ってほしい」としています。
(2023年1月12日放送)
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