中国・上海で世界各国の企業が商品を紹介する国際輸入博覧会が始まりました。
アメリカと中国の対立が続く中でも、多くのアメリカ企業が出展しています。
輸入博覧会は中国市場を世界にアピールする目的で5年前に始まった習近平国家主席肝いりの国家イベントです。
今年は世界127の国と地域から2000社以上の企業が参加しています。
記者「こちらはアメリカの電気自動車メーカー、テスラのブースです。米中の対立が激しくなる中でも多くのアメリカ企業が出展しています」
そのほかにもナイキやIT大手メタなどアメリカを代表する企業がブースを構えています。
バイデン大統領が中国を「唯一の競争相手」と位置づけて警戒を強める中でもアメリカ企業の中国市場への関心の高さがうかがえます。
また、JETRO(=日本貿易振興機構)のブースでは新型コロナウイルスの影響で中国でも人気が急上昇しているキャンプ用品を体験できるコーナーを設け、日本製品を中国のバイヤーにアピールしています。
主催者側は去年の輸入博覧会で取引が決まった総額は8兆円を超えると発表しています。
(2022年11月5日放送)
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