アメリカのバイデン大統領は、アメリカ上空を飛行していた中国の偵察気球を、打ち落としたと発表した。
これに対し、中国外務省は反発している。
中国の偵察気球は4日午後、バイデン大統領の指示によって、アメリカ軍所属の戦闘機がサウスカロライナ州沖で撃墜し、アメリカの領海に落下した。
バイデン大統領「空軍は見事に偵察気球を撃墜した。飛行士らを称賛したい」
アメリカ国防総省は、「気球が得た情報を中国に戻すのを防いだ」と説明し、機密機器を回収できる可能性もあるとしている。
そのうえで、「偵察気球は意図的にカナダと米国を横断し、機密軍事施設を監視しようとしていた」と非難した。
一方、中国外務省は5日朝に談話を発表し、「飛行船は民間のもので、不可抗力でアメリカに入った。想定外のことだ」と説明し、アメリカが撃ち落としたことに、強い不満と抗議の意向を表明した。
今後の対応については、「留保する」と述べるにとどめている。
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