2月3日。厳しい冷え込みのなか、節分を迎えます。豆まきで鬼退治。箱根神社で開催された「節分祭り」です。
見学する親子:「初めての体験なので鬼を見せてあげたい」
子どもたちだけでなく、大人も夢中です。今年は多くの外国人客が見物に来ています。ドイツから来た夫婦は初めて見る日本の節分に釘付け。
ドイツ人夫婦・ビアンカさん(29):「アメージング。美しいわ。演技がとても伝統的で最高」
2人は節分祭りを見るために箱根へ。カラーコンタクトで恐ろしい形相となった赤鬼と記念撮影。
ドイツ人夫婦・ビアンカさん:「日本に来た理由は、この国が大好きだから。自然や伝統、文化がとても美しい。日本に来られて、とてもうれしい」
豆をまかれて鬼は退散。すると、神社のすぐ近くの芦ノ湖で逃げ出した鬼が全力疾走。遊覧船から豆をまく「湖上鬼追い」です。「一陽来復」。悪いことが続いた後で幸運に向かうことを願います。
参加者:「本当に盛りだくさんですごく楽しかった」「空気も澄んでいて。神聖な感じが」「楽しかった」「貴重な体験をさせたかった」「(Q.どんな願いを?)健康ですくすく育つように」
日本独自の節分祭りにドイツ人夫婦は感激。
ドイツ人夫婦・ビアンカさん:「本当に良いわ。最初の瞬間を見ることができて。私だったら落ちちゃうわ。ドイツとは本当に違う。この祭りの大きさに驚いている。見ることができてとても幸せ。皆にこの祭りを見るために箱根に来ることを勧める」
一方、東京・浅草の浅草寺では密を避けるため、2年連続で中止となっていた節分会。3年ぶりに恒例の豆まきが復活しました。インバウンドが復活しつつある浅草には大勢の外国人客が。3日、東京では最低気温が3.2℃。2月下旬並みの冷え込みです。ただ、寒さを吹き飛ばすほどの熱気です。豆が入った袋を拾ったアメリカ人男性は興奮を隠せません。
アメリカからの観光客:「とても楽しい。異文化を体験できて興奮している」
スイスとオーストラリアから来たグループも大はしゃぎ。豆まきの掛け声の意味を知っているか尋ねると…。
スイスとオーストラリアからの観光客:「とても楽しくて叫んだ」「幸運がたくさん詰まっている」「鬼は外。福は内」
ただ、浅草寺では少し違います。「観音様の前には鬼はいない」とされ、「鬼は外」とは言わずに「千秋万歳、福は内」と発するのが習わしです。
イギリスからの観光客:「取れると思わなかったわ。幸運!」「良い年になることを願うわ。ありがとう」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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