指示役は“ルフィ”連続強盗グループの関係性は…東京・中野の事件で新たに2人逮捕(2023年1月24日)

各地で被害が相次いで確認されている強盗事件。警視庁は、東京・中野の住宅で約3000万円が奪われた事件をめぐり、新たに男2人を逮捕しました。

住居侵入・強盗傷害の疑いで逮捕された長谷川将司容疑者(26)、山田雅也容疑者(22)は、警視庁の発表では、共に職業不詳です。

中野の強盗事件で逮捕された実行役はこれで4人となりました。ただ、この事件には7人(実行犯6人+運転手1人)が関わったとみられます。

約3000万円の現金を奪った、その手口は、まるでマニュアル化されたような計画的なものでした。

まず被害者の自宅を訪れたのは2人。宅配業者を装い、荷物を抱えていました。

ドアが開くと、そのまま室内に押し入って、いきなり暴行。その後、いったん部屋を出て、仲間を呼び込みます。

箱には、粘着テープや手袋が入っていたとみられ、こうした道具を使い、住人を拘束しました。

今回は、犯行当日からの足取りを防犯カメラで辿る『リレー方式』で2人を特定し、自宅で身柄を確保しました。

山田容疑者の近隣住民:「何、仕事しているの?と言ったら『生活保護を受けている』と。仲間も生活保護もらっている人がいるの?と聞いたら『簡単にみんな生活保護受けてやっているよ』と」

一方の長谷川容疑者は、都営アパートで両親と3人暮らし。月に一度の掃除にも、顔を出していたそうですが…。

長谷川容疑者を幼少期から知る住民:「午後10時ごろじゃないかな。たばこをよく吸ったりして、廊下で。電話か何かをしていたみたい。ずっと見ていないんですよ。お掃除にも出てこない。(Q.ここ1~2カ月?)いや、ずっと前。(Q.半年とか?)うん」

先に逮捕・起訴されている犯行メンバーは「他の人とは面識がなかった」と説明していて、寄せ集めのグループだったのかもしれません。

この事件で注目すべきは、別の事件との接点です。

24日に調布署に運ばれたレンタカーは、永田容疑者が確保された時、近くにあったもの。そして、狛江市の強盗殺人事件で使われたとみられる車でもあります。

捜査関係者によりますと、一連の事件では「ルフィ」と名乗る人物が指示役とみられることも、新たに判明しました。犯行グループのSNSのやり取りから割り出したということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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