きょう午後0時10分ごろ、山口県の周防大島沖で、海上自衛隊の護衛艦「いなづま」が、大きな振動の後航行不能になりました。
海上保安庁によると、浅瀬に近づきすぎて岩などにぶつかったとみられます。
午後5時時点で船体を動かすめどは立っておらず、油漏れが確認されているため、周囲にフェンスを張って流出を防ぐ措置がとられています。
乗組員166人、ドック関係者24人の合わせて190人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。
護衛艦「いなづま」は、広島県のドックで修理を終え、海上で試運転をして広島県の海上自衛隊呉基地に戻る途中でした。
海上自衛隊や海上保安庁が、油の漏れ具合や船体の損傷の確認、原因の調査を進めています。
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