女優の赤木春恵さんが29日、午前5時7分に府中市内の病院で心不全のため亡くなった。享年94歳。所属事務所によると午前5時7分、心不全のため「最期は眠るように亡くなった」という。通夜・告別式は近日中に都内で行われる予定。
40年に映画界入りしてほとんどを脇役として生きた。舞台や「渡る世間は鬼ばかり」など次第にテレビに重心を移し、「おしん」「3年B組金八先生」など数々の名作で存在感を発揮した。
“名脇役”を卒業したのは89歳の時。映画「ペコロスの母に会いに行く」で初主演した。同作が「二百三高地」以来実に33年ぶりの映画。しかも134本目にして初の主演作。撮影初日時の「88歳175日」は最高齢初主演女優としてギネスにも認定された。
女優主演賞に輝いた2013年(第68回)毎日映画コンクールの表彰式には孫で俳優の野杁(のいり)俊希(29)に車椅子で押されながら登場。「残り少ない人生の中で素晴らしい思い出になりました」とスピーチし、会場を感動に包んでいた。
引用元「https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00000072-spnannex-ent」
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