イオン 早くも「初売り」開始 「消費の二極化」鮮明に(2022年12月26日)

クリスマスから一夜明けた26日、大手スーパーのイオンでは、一足早く福袋の販売など、2023年の初売りを前倒しした年末セールを、全国およそ360店舗で始めました。

客「毎年来ています。今日いろいろ買おうかなと思って。」

イオンによりますと、贅沢品が売れる一方で、物価高による節約志向も根強く、「消費の二極化」が鮮明になっているということです。そのため、福袋も“贅沢”と“節約”の「二極化」にこだわりました。“贅沢”を感じながら正月を楽しむ商品としては、「ボイルたらばがに」や「国産黒毛和牛かたローススライス」などを販売します。一方、“節約”を楽しむ商品としては、7種類の刺身が入った「お刺身盛合せ」や「イベリコ豚」の詰め合わせなどを販売します。さらに今年の特徴として、「キャリーケース」や「バッグ」などのトラベルグッズを強化したといいます。

イオンスタイル板橋・針金店長「この秋以降、(新型コロナの行動)規制解除の中で、トラベル用品は非常に好調に推移している。現在も(イオンスタイル板橋では)プラス10%ぐらい好調に推移しているので、しっかりと品ぞろえする。」

トラベルグッズの初売り商品は、1年前と比べ、1.3倍のおよそ7,000点を用意するなど、イオンは、年末商戦から2023年の飛躍を目指します。

イオンスタイル板橋・針金店長「(初売り商品を)年内に販売するから、年始の売り上げが落ちるということではなくて、年始には年始の楽しみ方があると思うので、福袋に代わる、よりどり詰め放題、例えばタオルや食品の詰め放題の企画で楽しんでいただきたい。(Qイオンスタイル板橋の初売りの売り上げ目標は)本年(2023年)は前年のプラス5%を目標に取り組んでいく。」

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