「マラドーナが日本サッカーを変えた」と豪語するセルジオ。一体どんな影響を与えたのか?さらに神様ペレの意外なセルフプロデュース術も!
■ディエゴ・マラドーナ(元アルゼンチン代表)
“神の子”と称された、アルゼンチンが生んだ伝説のプレイヤー。アルゼンチン史上最年少となる15歳でプロデビューし、16歳で代表入り。18歳の時にワールドユースを制し、その名を世界に轟かせる。その後、スペインのバルセロナ、セビージャ、イタリアのナポリ等で活躍。ナポリ時代は、弱小だったチームをセリアA初優勝に導き、“ナポリの王様”と称された。1986年、メキシコW杯では、神の手ゴールや5人抜きドリブルの伝説と共に、ワールドカップの頂点に立つ。一方、輝かしい実績の裏で、マフィアとの交際やコカイン使用により逮捕されるなど、スキャンダラスな生活でも世間を騒がせた。引退後は指導者としても活躍し、2010年南アフリカW杯ではアルゼンチン代表を率いた。2020年11月25日、心不全のため60歳の若さでこの世を去った。
■ペレ(元ブラジル代表)
“サッカーの王様”と称されるブラジルの元サッカー選手。15歳でサントスに入団。17歳で 1958年スウェーデンW杯の代表に選ばれると、4試合で6ゴールを記録、初優勝に貢献した。以後、W杯では4回連続出場して優勝3回。 1969年 11月 20日にはキャリア 1000ゴールを達成(生涯通算は1363試合に出場し1281得点)するなど、ブラジルの国民的英雄とされ「20世紀最高のサッカー選手」とも言われている。
■ガリンシャ(元ブラジル代表)
ブラジル代表の2度のW杯制覇に貢献した、20世紀最高の右ウイングの一人。愛称の「ガリンシャ」はポルトガル語で、山岳に生息する小鳥・ミソサザイを意味する。子供の頃に罹った小児麻痺の影響で片足が短いというハンデを持っていたが、敵を幻惑するフェイントや切り返しを駆使したトリッキーなドリブル技術で注目を集め、“サッカーの王様”ペレと並び称された。晩年はアルコール依存症を患い、肝硬変により49歳の若さで亡くなった。
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