埼玉・飯能市の住宅で、60代の夫婦と娘とみられる男女3人がハンマーのようなもので殴られて死亡しているのが見つかった。
現場から男が逃走していて、警察は殺人事件として断定して捜査している。
現場は閑静な住宅街で、あたりが暗くなった現在も鑑識作業などが続けられている。
25日午前7時過ぎ、飯能市美杉台の住宅で「口論している。庭先で殴られている人がいる」などと近所の人から複数の通報があった。
警察官が駆けつけたところ、この家に住む60代の夫婦とその娘とみられる男女3人が、住宅の庭先で、頭や首から血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。
3人にはハンマーのようなもので殴られた痕があり、現場から男が逃走するのが目撃されているほか、住宅の2階では火事も発生した。
また、新たに現場の住宅では、1年ほど前に車を傷つけられるトラブルがあったことがわかった。
近所の人は「あそこの家は1年前に車を傷つけられたっていう事件があった」「同じ車2回もやられてるからこれ特定の人なんじゃないのって。被害に遭わないように防犯カメラをつけていた」と話す。
逃げた男は、黒っぽい上下に黒のマスク姿でショルダーバッグを持っていたということで、警察は殺人事件と断定して男の行方を追っている。
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