新潟県を襲った記録的な大雪は、今も住民のライフラインに影響を残している。そんななか、気象庁は22日から、さらなる大雪の恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
■停電3日目「水出ない」 洗い物は“雪とかして”
つかの間の晴れ間がのぞいた21日。
地元住民:「初めは優しくスタートしてもらわないと。いくら豪雪地帯でも」
記録的な大雪に見舞われた新潟県。立ち往生や深刻な渋滞が続いていた国道の通行止めはすべて解除されたが、ライフラインへの影響は今も続いている。
猪俣紀子さん(74):「中に来ても、電気がきていないから暗いよ」
電気が途絶え、もう3日目。
猪俣さん:「これやっても出ません。水道が通っていない地域だから、井戸から電気で、ポンプで自宅に入る。どこのうちも、お水が出ないの」
市から支給された水は飲み水として使い、洗い物などは雪をとかして使うという。
■記録的大雪にさらなる警戒…孤立集落から不安の声
復旧が待ち望まれるなか、21日に気象庁と国交省はさらなる大雪への注意を呼び掛けた。
気象庁担当者:「22日の夕方から26日ごろにかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に、大雪となる所がある見込みです。寒気の動きが遅いということもあり、北日本から西日本の日本海側を中心に、大雪となる期間が長期間にわたる恐れがあります」
国交省担当者:「大雪の場合は、不要不急の外出を控えて頂きたい」
その外出すらままならない人たちも。倒木により道がふさがれ孤立状態の集落では、住民たちが不安を口にしていた。
坂本春雄さん:「次に備えて頑張ってみると言ったって、年寄りばかりですからどうしようもない。心の準備だけはして、サンタクロースが大雪を持ってくるのか、幸せを持ってくるのか」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年12月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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