マスク氏「ツイッターは日本中心」“利用者の多さ”言及…技術チーム立ち上げ構想も【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年11月23日)

 ツイッター社を買収したイーロン・マスク氏がさらなる人員削減に踏み切った。マスク氏は従業員に対して、「ツイッターは日本が中心だ」と発言した。

■マスク氏 日本の“利用者の多さ”に言及

 イーロン・マスク氏が送ったメール(22日ブルームバーグ):「さらなる精査を行った結果、我々の組織にとって今後、必要のない仕事を特定した。きょうが、あなたがこの会社で働く最後の日だ」

 “懸命に長時間働くか、それとも退職か”。そう迫り、これまでに1200人以上の従業員が会社を去ったと伝えられるツイッター社。20日、マスク氏は営業部門などで、さらなる人員削減に踏み切った。

 現地メディアによれば、ツイッター買収後、解雇や退職により削減された従業員は、全体の6割以上にあたる5000人規模に上るという。

 残された従業員との会議で、マスク氏は次のように話した。

 マスク氏(22日The Verge):「技術スタッフの大部分は、一から再構築する必要がある。採用に関しては、ソフトウェアを書くのにたけている人が最優先だ」

 新たな採用計画を語り、日本についても言及した。

 マスク氏(22日The Verge):「ツイッターはアメリカ中心のように見えるが、むしろ日本中心だ。人口がアメリカの3分の1に過ぎないにもかかわらず、日本にはアメリカと同じだけ、日常的にツイッターを使う人がいる」

 日本の利用者の多さを上げ、将来的には、どの国でも日本並みにツイッターが利用されることを目標に掲げたマスク氏。今後、日本などで、新たな技術者のチームを立ち上げる構想まで語った。

■残った従業員「プラットフォームはすぐに壊れ始めるだろう」

 次々と改革を断行するマスク氏。凍結されていたトランプ前大統領のアカウントの復活も決めたが、トランプ氏はツイッターには戻らないと発言した。

 トランプ前大統領:「(ツイッターに)戻る理由がないので、戻るつもりはない。ご存知の通り、ツイッターは今、多くの問題を抱えている。それらは改善されないといけない」

 それでも、アカウント復活と同時にフォロワー数は、あっという間に8700万人以上になった。

 多くの従業員が解雇されるなか、残った人たちは次のように話す。

 ツイッター社に残った従業員(18日The Verge):「退職者の規模を考えると、プラットフォームはすぐに壊れ始めるだろう」

 アメリカ・ブルームバーグによると…。

 ブルームバーグ(22日):「マスク氏による人員削減が、これで本当に最後かは分からない」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年11月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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