アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席が14日、インドネシアのバリ島で会談し、対立が深まる台湾問題などについて話し合います。インドネシア・バリ島から報告です。
(梶川幸司記者報告)
バイデン大統領の就任後、習近平国家主席との対面での会談は今回が初めてとなります。キーワードは「対話の再開」です。
米中関係を巡っては、今年8月にペロシ下院議長が台湾を訪問し、これに中国が反発して以降、両国の対話は途絶えたままとなっています。
米中両国は、首脳同士の対話を再開させることで、台湾問題で偶発的な衝突に発展することを避け、意思疎通を深めたい考えです。
バイデン大統領は、今回の会談で米中が互いに超えてはいけない線、「レッドライン」について話し合いたいとしています。
その一方で、「唯一の競争相手」と位置付ける中国に「根本的な譲歩をするつもりもない」と述べています。
また、バイデン大統領は北朝鮮の核・ミサイル開発について、北朝鮮に自制を促すよう中国に対応を求める見通しです。
米中が対立をコントロールするため、それぞれどう歩み寄ることができるのか、首脳会談はこの後、日本時間の夕方から始まる予定です。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
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