新型コロナウイルスの感染が拡大する中、WHO(世界保健機関)は、専門家による緊急会議を30日に再び開催する。

WHOは、感染が世界に拡大している現状を受け、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか、あらためて協議する予定。

一方、新型のコロナウイルスについて、中国政府の専門家グループのトップ・鍾南山氏は、2017年にコウモリの一種から見つかったウイルスと起源が同じだと述べた。

鐘氏は、SARS(重症急性呼吸器症候群)と同様、コウモリから別の動物を介して広がったとの見解を示した。

さらに鐘氏は、ワクチン開発には、少なくとも3〜4カ月かかるとの見通しも示した。

中国メディアは、中国国内の死者はこれまでに133人にのぼっていて、発症者は6,000人を超えたと伝えている。

(2020/01/30)

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